喧騒から静寂へ。量販店のバイトを辞めた翌日から、僕は「税法」という怪物と向き合った
2026/02/04
3ヶ月の自由を買った
大阪・天満橋、西岡税理士事務所の西岡です。
5月のゴールデンウィーク明け。 僕は半年間お世話になった家電量販店の派手なジャンパーを返却し、その足で書店に向かいました。 通帳には、週末ごとの絶叫と愛想笑いで稼いだ、なけなしの生活費が入っています。
「これで、8月の試験まで生きられる」
僕がバイトをしていた本当の目的は、お金そのものではありません。 **「試験直前の3ヶ月間、誰にも邪魔されずに勉強できる時間」**を買うためでした。
今日は、社会との接点を再び断ち、税法の二大巨頭「相続税法」と「法人税法」に挑んだ、静かで熱い夏の話です。
「ラスボス」との対峙
3年目の挑戦科目は、昨年涙を飲んだ「相続税法」と、税理士試験の王様とも呼ばれる「法人税法」の2科目でした。 受験生なら分かると思いますが、この組み合わせは超重量級です。
理論暗記の量は、これまでの比ではありませんでした。 法人税法のテキストの厚みを見た時、物理的に「重い」と感じたのを覚えています。 新しい知識を詰め込む法人税と、絶対に落とせないプレッシャーのかかる相続税。
朝起きてから寝るまで、脳みそを限界まで使い切る日々。 量販店の売り場で「いらっしゃいませ!」と叫んでいた口は、再びブツブツと条文を唱えるための器官に戻りました。
「あの屈辱」を燃料にくべる
直前期の勉強は、精神との戦いです。 「もし今年もダメだったら……」という不安が、夜になると枕元に忍び寄ってきます。
そんな時、僕を支えたのは、つい先日までのバイトの記憶でした。 同年代の客に頭を下げた時の惨めさ。 休憩室で食べた味気ないおにぎり。 「いい歳してフリーター?」という視線(被害妄想かもしれませんが)。
「あの日々を、無駄にしてたまるか」 「ここで負けたら、俺はただ『週末に大きな声を出していたおじさん』になってしまう」
その悔しさが、眠気を吹き飛ばす強力なカフェインになりました。 惨めな経験さえも、合格への燃料としてくべ続ける。 なりふり構わない執念だけが、僕を机に縛り付けていました。
夏、セミの声と理論暗記
大阪の夏は蒸し暑く、自習室への道のりはサウナのようでした。祭の囃子が聞こえ、世間は夏休みモード。 でも、僕の夏に「色」はありませんでした。あるのは法規集の白と黒だけ。
友達からの誘いは全て断り、スマホの電源も切り、ただひたすらに「書く」「読む」「解く」。 その単調な反復作業の中で、ふと「ゾーン」に入る瞬間がありました。
あれだけ苦痛だった理論暗記が、脳に吸い込まれるように入ってくる。 計算の数字が、まるで生き物のように繋がって見える。 「時間を買うために働いた」あの半年があったからこそ、この3ヶ月の没頭は、かつてないほどの密度に達していました。
「直前期」を戦うあなたへ
今、まさに試験前の「直前期」を戦っている受験生の皆さん。 不安で押しつぶされそうになっていませんか?
大丈夫です。その不安は、あなたが本気で合格したいと思っている証拠です。 そして、もしあなたが働きながら、あるいは何かを犠牲にしてこの時間を捻出しているなら。 その「代償」の大きさは、必ず試験当日の底力になります。
僕は31歳の夏、すべてを賭けて2科目に挑みました。 結果はどうあれ、あの夏以上に自分を追い込んだ季節は、人生で他にありません。
西岡税理士事務所は、そんな「勝負の夏」を知っている事務所です。 だからこそ、スタッフには試験休暇をしっかり取ってもらいたいし、悔いのない戦いをしてほしいと願っています。
さて、完全燃焼で試験を終えた8月。 僕の貯金は再び底をつきかけていました。
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