「3月に辞めるかもしれません」。身勝手な条件を突きつけた僕を、即決で雇ってくれた人
2026/02/05
自分自身を信用していなかった
大阪・天満橋、西岡税理士事務所の西岡です。
31歳の秋。家電量販店のバイトで稼いだ貯金が尽き、僕は再び税理士事務所の求人を探していました。 しかし、当時の僕には「働いて生活費を稼ぐ」こと以上に、どうしても譲れない優先順位がありました。 それは、**「勉強時間の死守」**です。
人間とは弱い生き物です。 仕事を始めれば、日々の業務に追われ、「今日は疲れたから勉強はいいか」と自分に言い訳をするようになる。 仕事をしているという「免罪符」を使って、受験から逃げてしまう自分が怖かったのです。
だから僕は、面接で「あるとんでもない条件」を突きつけることにしました。
面接官が渋い顔をした「3つのシナリオ」
面接の場。僕は開口一番、自分の状況と希望を正直に伝えました。 「生活費がないので働きたいです。でも、学校がある日は出勤できません」
そして、12月の合格発表次第で、働き方が変わることを宣言しました。
1. 2科目(相続・法人)とも合格していたら: 年明けからフルタイムでバリバリ働きます。
2. 1科目だけ合格していたら: 繁忙期明けの3月か、遅くとも5月には休職し、残りの1科目に専念します。
3. もし全滅していたら: 直ちに退職(または休職)し、また専念生活に戻ります。
つまり、「結果が悪ければ、入社して3ヶ月ですぐ辞めます」と言い放ったのです。 雇う側からすれば、こんなに使い勝手の悪い、リスクだらけの応募者はいないでしょう。 何社か面接を受けましたが、案の定、どの事務所の先生も渋い顔をして、「うーん、それはちょっと……」とお祈りメールが届きました。
「わかった、ほな来週から来て」
「やっぱり、虫が良すぎる話か……」 半ば諦めかけて受けた、最後の一社。それが、後の師匠となる所長の事務所でした。
僕は同じように、自分の身勝手な条件を一通り話しました。 また断られるだろうと身構えていた僕に、所長はあっけらかんと言いました。
「わかった。ほな、来週から来てくれるか」
「えっ?」 耳を疑いました。 「いや、でも、もし落ちてたらすぐ辞めるんですよ?」 「その時はその時や。受かるつもりでやっとるんやろ? ほな、受かる前提で採用するわ」
計算も駆け引きもなく、僕の「覚悟」だけを買ってくれた瞬間でした。
覚悟が決まった「背水の陣」入社
こうして、僕は奇跡的に「条件付き」での入社を果たしました。 この約束をしたことで、僕はもう後には引けなくなりました。
もし12月の発表で落ちていれば、せっかく拾ってくれたこの事務所を去らなければならない。 この恩ある場所で働き続けるためには、「受かるしかない」のです。
「仕事にかこつけて怠ける」という甘えは、この契約によって完全に封じ込められました。 日中は必死で仕事を覚え(ブランクによるポンコツぶりはお察しの通りです)、定時ダッシュで学校へ向かう。 電車の中でも、歩きながらでも、一分一秒を惜しんで法人税法の理論を回す。
すべては、12月の発表で「良い報告」をして、この椅子に座り続けるために。
採用する側になって分かる「師匠の凄さ」
今、自分が経営者として人を雇う立場になって、当時の所長の決断がいかに凄かったかが分かります。 3ヶ月で辞めるかもしれない人間に、仕事を教えるコストをかけるなんて、普通はできません。
でも、西岡税理士事務所では、当時の師匠のようにありたいと思っています。 「今は条件が悪いけれど、どうしてもこれをやり遂げたい」 そんな強い意志を持った人がいれば、僕もリスクを取って応援したい。
履歴書のスペックや、勤務可能時間だけでは測れない「熱量」を持った人と働きたいのです。 もし、あなたが今の環境で何かに挑戦しようとしていて、常識的な条件に縛られているなら、一度僕に相談してください。 「わかった、ほな一緒にやろうか」 そう言える準備は、いつでもできています。
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西岡税理士事務所
住所 : 大阪府大阪市北区天満4丁目6−10
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