目的意識ゼロ。大学時代の僕が「夜のバイトと睡眠」だけで過ごした理由
2026/01/16
私の大学時代、生活の軸にあったのは深夜のコンビニアルバイトでした。
選んだ理由は、正直に言えば「一人で気楽だし、客も少なそうで、何より楽そうだから」という一点です。当時の私は、キラキラした昼間の世界が怖かった。何の色もない自分の空っぽさが透けて見えるようで、夜の静寂に逃げ込んでいたのです。
生活リズムは完全に崩壊し、昼夜が逆転していました。夕方に目が覚めては、部屋に差し込む西日に自己嫌悪を覚える毎日。そんな停滞した日々の中で、私は「このままではいけない」という焦りから、公務員試験という目標を立てました。
しかし、現実は甘くありませんでした。生活の乱れは学業にも波及し、私は一度、留年という挫折を味わうことになります。
■必死に足掻いて気づいた、埋められない「差」
留年という事実を突きつけられ、いよいよ後がなくなった私は、公務員試験の勉強に「自分なりに本気で」取り組みました。
深夜のバイト中も参考書を手放さず、眠い目をこすりながら机に向かう。それまで「受験勉強」という言葉から逃げ続けてきた私が、初めて人生で「努力」というものに手を出した2年間でした。
けれど、本気で向き合えば向き合うほど、残酷な現実に直面しました。
それは、「これまでコツコツと積み上げてきた人たち」との、絶望的なまでの差です。
私が今さら必死に覚えている知識を、彼らはとっくに当たり前のものとして血肉にしている。私がようやく手に入れた「集中力」を、彼らは10代の頃から何年も継続して磨き続けてきている。これまで何かと正当に向き合うことを避けてきたツケが、ここに来て一気に回ってきたのだと痛感しました。
「自分なりに頑張っている。でも、土台が違いすぎる」
その埋まらない溝を自覚しながら机に向かう毎日は、ただサボっていた頃よりもずっと苦しく、惨めなものでした。結局、2年間の挑戦は不合格という形で幕を閉じました。
■あの「報われなかった時間」の、本当の価値
公務員試験に落ち続け、履歴書を書くためにペンを握った時。本気で勉強した2年間、そして留年した事実。履歴書の上では、それはただの「空白」や「マイナス」として処理されます。
「あの必死だった時間は、一体何だったのか」
「結局、自分は何一つ積み上げられていないじゃないか」
その時の無力感こそが、今の私を作っています。
朝から晩まで、やりたいことに没頭して忙しくしている今。一方で、本気で努力しながらも、自分の「積み上げのなさ」を突きつけられて暗闇を彷徨っていたあの頃。
人間にとって一番辛いのは、忙しさではありません。「本気で取り組んでいるのに、過去の自分に足を引っ張られ、人生が前に進まない感覚」に耐えることなのです。
■「スタートが遅すぎた」と後悔しているあなたへ
このブログを読んでいる方の中には、かつての私と同じように、周りとの差に愕然とし、自分のこれまでの生き方を後悔している人がいるかもしれません。
私は、あなたのその「本気の挫折」を、決して無駄だとは思いません。公務員試験に落ち、自分の「積み上げのなさ」を嫌というほど思い知ったあの2年間があったからこそ、私は後の税理士試験で、それまでの人生のすべてをひっくり返すほどの覚悟を持つことができました。
私たちの事務所は、最初から完璧に積み上げてきたエリートだけの場所ではありません。一度立ち止まり、自分の至らなさに絶望し、それでも「今から積み上げ直したい」と願う。そんな人間の底力を、私は誰よりも信じています。
空白に見えるあなたの過去。それは、あなたが「本物の努力」の重さを知るための、大切な準備期間だったはずです。
遅すぎることはありません。今日から一緒に、新しい土台を築いていきませんか。
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