25歳で流した涙。自分の「空っぽさ」に絶望したあの日が全ての始まり
2026/01/23
はじめに:履歴書という名の「鏡」
大阪市北区、天満橋駅、南森町駅から徒歩すぐ。 西岡税理士事務所の西岡です。
当事務所の採用ページを見てくれている方の中には、もしかしたら「履歴書の書き方」に悩んでいる人がいるかもしれません。 志望動機が書けない? 自己PRがない? わかります。痛いほどわかります。 なぜなら僕自身が、25歳の時に「真っ白な履歴書」を前にして、一人で泣いた経験があるからです。
今日は、僕の人生のどん底であり、同時にすべてのスタート地点でもあった、ある夜の話をさせてください。 これは、何のスキルも経験もないまま20代半ばを迎えてしまった、ある男の「絶望」の記録です。
公務員試験全滅。逃げ道が塞がれた日
大学卒業後、公務員試験浪人。 「安定」を求めての挑戦と言えば聞こえはいいですが、実際は「就職活動からの逃避」でした。 しかし、その逃げ道すらも完全に断たれる日が来ました。
「不合格」 通知を見ても、最初のうちは涙も出ませんでした。ただ、「ああ、また来年も言い訳ができるな」なんて、腐った考えが一瞬頭をよぎったくらいです。 ですが、親からの「もう、いい加減にしなさい」という言葉と、通帳の残高、そして周囲の友人たちの活躍。 外堀が埋められ、いよいよ「働かなければ生きていけない」という現実に直面しました。
そこで僕は初めて、本気で就職活動をするために、文房具屋で履歴書を買ってきました。
ペンが止まった。「書くことがない」
実家の学習机。深夜の静けさの中、僕は履歴書に向かいました。 名前、住所、生年月日。そこまではスラスラ書けます。 学歴。摂南大学法学部卒業。ここまでは事実です。
問題は、その先でした。 「職歴」 「なし」
「資格・免許」 「普通自動車第一種運転免許」 ......以上。
「自己PR・学生時代に力を入れたこと」 ペンが止まりました。 サークル活動? 幽霊部員でした。 アルバイト? 深夜のコンビニで、客が来ない時間に廃棄弁当を食べていただけです。 リーダーシップ経験? ありません。 何かを成し遂げた経験? 留年ならしました。
25年間、生きてきた。 ご飯を食べて、寝て、それなりに笑って、過ごしてきた。 なのに、A4一枚の紙きれの上には、僕という人間を証明するものが何一つなかったのです。
「空っぽだ」
その時、唐突に理解しました。 僕はこれまで、何一つ積み上げてこなかったんだ、と。
「運が悪かった」わけじゃない。「時代が悪かった」わけでもない。 ただひたすらに、自分が「楽な方、楽な方」へと流されてきた結果、僕の中身は空洞のまま、年齢だけを重ねてしまった。 履歴書の空白は、そのまま僕の人生の空白でした。
悔しさとか、悲しさとか、そんな単純な感情ではありません。 強烈な「恐怖」でした。 自分という人間に価値がないという事実を、突きつけられた恐怖。 社会という巨大なシステムの中で、自分だけが部品になれない不良品であるような感覚。
気づけば、涙がボロボロとこぼれていました。 履歴書の「学歴」の欄に、涙の跡が滲んでいきました。 25歳の男が、深夜に一人、机にかじりついて泣いている。 情けなくて、惨めで、どうしようもない光景です。
でも、あの時流した涙は、僕が人生で初めて「自分の人生」と向き合った瞬間の涙でした。
どん底で見つけた「積み上げる」ことへの飢え
ひとしきり泣いた後、僕の中に生まれたのは、奇妙なほどの「飢え」でした。
「何かを書きたい」 「この空白を埋めたい」 「胸を張って『これをやった』と言えるものが欲しい」
もう、逃げるのはやめよう。 派手な成功じゃなくていい。一発逆転じゃなくていい。 今日やったことが、明日の自分に残るような、確かな「積み上げ」がしたい。
それが、僕が「簿記」という資格に出会い、後に税理士を目指すことになる原点です。 もしあの時、中途半端にどこかの会社に受かっていたら、僕は自分の空っぽさに気づかないまま、不満だけを垂れ流す中年になっていたかもしれません。 あの「絶望」があったからこそ、僕はその後の10年、税理士試験という過酷な日々に耐えることができたのだと思います。
空白の履歴書を抱えているあなたへ
今、西岡税理士事務所の採用サイトを見ているあなたも、もしかしたら「空白」に悩んでいるかもしれません。 既卒、第二新卒、フリーター期間が長い、留年、短期離職。 履歴書を書くのが怖い気持ち、痛いほどわかります。
でも、安心してください。 うちの事務所の採用では、履歴書の「過去」よりも、「これから何を積み上げたいか」という「未来」を重視します。
「今まで何もなかったからこそ、これからは何者かになりたい」 そのハングリー精神は、エリート街道を歩んできた人には持てない、最強の武器です。 真っ白なキャンバスは、これからどんな色にも染まれるということでもあります。
あなたの履歴書の空白を、恥じる必要はありません。 それは、あなたがこれから大きく飛躍するための助走距離です。
もし、一人で泣きそうになっているなら、一度話を聞きに来ませんか。 ここ大阪・天満には、かつて同じ涙を流した人間が、あなたを待っています。 一緒に、その履歴書を「誇り」で埋めていきましょう。
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