【業務変革】IT音痴の僕が「クラウド会計」に手を出した理由。魔法の杖ではないけれど
2026/02/15
アナログの限界と、嬉しい悲鳴
大阪・天満橋、西岡税理士事務所の西岡です。
「知ったかぶり」による失敗を経て、慎重な実務を心がけるようになった僕。 ありがたいことに、少しずつ顧問先も増え、仕事は順調でした。
しかし、一人ですべての事務作業(領収書回収、記帳代行、申告書作成……)をこなす日々は、物理的な限界を迎えつつありました。
「……時間が、全然足りひん」
特に頭を悩ませていたのが、あのスーパー営業マンの後輩の会社でした。 彼の会社は破竹の勢いで成長しており、それに比例して領収書や請求書の枚数も爆発的に増えていました。
毎月、段ボールに詰め込まれた資料を受け取り、夜中に事務所でひたすら会計ソフトに手入力する。 「嬉しい悲鳴やけど、このままのやり方じゃ、いつかパンクする……」 そんな危機感を感じていた時、転機が訪れました。
「事務員さん」という救世主と、新たな課題
ある日、彼から連絡がありました。 「西岡さん、うちも手一杯になってきたんで、ついに事務員さんを採用しましたわ」
それは朗報でした。 しかし、同時に新たな課題も生まれました。 これまでは僕が全部預かって処理していましたが、これからは社内に事務員さんがいる。
「資料のやり取り、どうします? いちいち郵送するのも手間やし……」
そこで僕が提案したのが、当時出始めたばかりの「クラウド会計」でした。
「これ使いましょ。事務員さんが入力したり、スキャンしてくれたデータが、僕のパソコンでもリアルタイムで見れるんです。これなら、僕が事務所に行かんでもチェックできます」
ITに強いわけでも、新しいもの好きなわけでもありません。
ただ、「データ共有」をして「業務を分担」しないと、お互いに回らなくなる。 必要に迫られての導入でした。
魔法の杖……ではなかった
導入してみて、どうだったか。 結論から言うと、「魔法の杖ではなかったし、今も苦労している」というのが本音です。
確かに、資料回収の手間は省けました。 事務員さんが入力してくれたデータを、僕が遠隔で修正する。この連携は画期的でした。
しかし、現実は甘くありません。
・事務員さんも慣れていないので、入力ミスが多発。
・修正しようにも、ソフトの挙動が遅い時がある。
・自動連携のエラー対応に追われる。
「これ、逆に確認の手間かかってないか……?」 パソコン画面の前で頭を抱える夜もありました。
IT音痴の僕にとって、クラウド会計は決して「楽園」へのパスポートではありませんでした。
それでも「効率化」を諦めない理由
それでも、僕はクラウド会計を使い続けましたし、今の事務所でも標準採用しています。 なぜか。 それは、完璧ではないにせよ、「お客様と一緒に成長するためのツール」だからです。
お客様の規模が大きくなれば、税理士の関わり方も「記帳代行(作業者)」から「チェック・相談(パートナー)」へと変わっていくべきです。 その架け橋になるのが、共有できるクラウド会計でした。
ツールは万能ではありません。使いこなすには今でも苦労しています。 でも、「少しでも楽をして、本質的な仕事(対話)に集中したい」という執念が、僕たちを前進させます。
求職者の方へ:うちはIT企業ではありません
西岡税理士事務所は、決して「バリバリのIT系事務所」ではありません。 所長の僕自身、新しいツールには四苦八苦しています(笑)。
でも、「より良くしようとする姿勢」*だけは大切にしています。
「今はこうやってるけど、もっといい方法があるんじゃないか?」
「お客様の手間を減らすには、どう連携したらいいか?」
そんな風に、不完全なツールとも泥臭く向き合いながら、お客様と一緒に業務フローを作っていける人。
ITスキルが高い必要はありません。「工夫を楽しむ心」がある方と働きたいと思っています。
----------------------------------------------------------------------
西岡税理士事務所
住所 : 大阪府大阪市北区天満4丁目6−10
合椎ビル 3階4号室
電話番号 :
06-4309-6854
大阪市でサポートスタッフを歓迎
大阪市で経験者優遇での採用
大阪市でブランクがあっても安心
大阪市で資格がなくても歓迎
----------------------------------------------------------------------


