税理士って、実際なにしてくれるの?
2026/04/17
税理士って、実際なにしてくれるの?
「顧問料を払ったら、何をしてくれるんですか?」
この質問、本当によく聞かれます。
「確定申告を代わりにやってくれる人でしょ?」くらいの認識の方がほとんどで、正直それは間違ってはいません。でも、それだけだと思っていると、けっこうもったいないことになります。
今日は、税理士に何をどこまで頼めるのか、できるだけ具体的に書いてみます。
まず、基本の「き」
税理士がやっていることをざっくり分けると、こんな感じです。
記帳と帳簿の作成。 日々の売上や経費を会計ソフトに入力して、帳簿を作る作業です。これを自分でやっている方もいますが、「正直めんどくさい」「合ってるか不安」という方は、ここから税理士に任せることができます。
確定申告・決算。 個人なら確定申告、法人なら決算。年に一度の大仕事ですが、ここだけお願いするパターンもあります。
税務署への対応。 税務署からお尋ねが来た時や、調査が入った時に、間に立って対応します。これ、自分一人で対応するのはかなり心細いので、いざという時にいてくれると安心感が全然違います。
給与計算や年末調整。 スタッフを雇っている方は、毎月の給与計算や年末調整も頼めます。
ここまでが、いわゆる「定番メニュー」です。
意外と知られていない「頼んでいいこと」
ここからが、知っておくと得する部分です。
「この設備、買った方がいいですかね?」みたいな相談。 大きな買い物をする前に、税金への影響を事前に聞いておけます。買ってから「節税になると思ったのに…」となるより、先に相談した方が賢いです。
「法人にした方がいいですか?」という判断。 個人事業で順調に伸びてきた方からよく聞かれます。法人化のメリット・デメリットは状況によって全然違うので、自分のケースではどうなのかを具体的に聞けます。
「融資を受けたいんですけど」という話。 銀行に出す資料の準備や、どの融資制度が使えそうかのアドバイスも、税理士に相談できることのひとつです。
「ちょっと聞きたいんですけど」レベルの雑談。 実はこれが一番大事かもしれません。「こんなこと聞いていいのかな」と思うような小さな疑問でも、気軽に聞ける関係があるかないかで、日々の安心感がまったく変わります。
逆に、税理士にできないこと
何でも頼めるわけではありません。
法律の相談は弁護士、登記は司法書士、社会保険の手続きは社労士、というように、それぞれ専門家の領域があります。ただ、「どこに聞けばいいかわからない」という時に、まず税理士に相談してもらえれば、適切な専門家を紹介することはできます。
税理士は、商売をやる上での「最初の相談窓口」だと思ってもらえるといいかもしれません。
大事なのは「何を頼むか」より「気軽に聞けるか」
正直なところ、税理士に頼める範囲は事務所によって多少の違いはあります。でも、一番大事なのはメニューの広さじゃなくて、「ちょっと聞きたい時に気軽に聞けるかどうか」です。
顧問料を払っているのに、遠慮して聞けない。それが一番もったいない状態です。
うちの事務所では、「こんなこと聞いていいですか?」から始まる電話やメールが一番多いです。それでいいんです。むしろ、それが税理士の使い方として正解だと僕は思っています。
西岡税理士事務所では、「こんなこと聞いていいですか?」というご相談を歓迎しています。お気軽にお問い合わせください。